実践書
第十五章 知らせの種類と分類
教本の対応: 教本『大自然の法則と人間の使命』第十五章「知らせの種類と分類」(図31)
知らせには、誰に掛かるかという範囲と、何のために掛かるかという意図がある。本章は、自分に来た知らせを、範囲(個人・家族・社会)と意図(注意・予告・戒め)に照らして見分け、その体験を書き残すための章である。第十四章(知らせとは何か)の次、第十六章(原因)の前にあたる。
節063 誰に掛かるか ── 個人・家族・立場・時機
教本の対応: 第十五章「誰に掛かるか ── 個人・家族集団・社会」・図31 一段目
【原典】「知らせは、個人的には、身体の中から知らされる場合と、身体の外部から知らされる場合に分かれる。」
── 『實踐哲学の学び(その2)』第二章「各個や集団への知らせ」
【原典】「不眠、アレルギー症や病気などの体調、嫌な予感がする、不安だ、イライラする、短気が出たなどという心の状態、不要な発言、早口。」
── 『實踐哲学の学び(その2)』第二章「個人の知らせ」「一、身体の内」
【原典】「何かにぶつかって怪我をした、虫にさされた、他人から嫌な顔をされた、悪口を言われた、誤解されている、あの人が嫌だ、誰かと喧嘩状態など。」
── 『實踐哲学の学び(その2)』第二章「個人の知らせ」「二、身体の外」
【原典】「夫婦の不和、家族の不和、子供の非行、病気など、家族の中の経済的な苦、そして家族の職場のトラブル、事故なども知らせで、家族全体でさとる必要がある。」
── 『實踐哲学の学び(その2)』第二章「家族、集団への知らせ」「一、家族」
【原典】「その人の心がけ、立場、能力、力量、使命感に応じて神佛は、知らせを掛けてこられるものである。」
── 『實踐哲学の学び(その2)』第二章「立場に応じた知らせ」
【原典】「「鉄は熱いうちに打て」といわれるように、本人が神、佛の実在を知ったり、学びの必要性を感じたり、発心の心になった時、またさとれる時期、度量になった時、神佛は呼応され、次々合図が掛かってくるものである。」
── 『實踐哲学の学び(その2)』第二章「時機に応じた知らせ」
【原典】「知らせが掛かるのは、まだ間に合うからであり、心の切り替えや、考え方、やり方の切り替えで、危険が回避できるからである。」
── 『實踐哲学の学び(その2)』第二章「時機に応じた知らせ」
【説法 2026/5/14「家族の一員であることを、忘れてはならない」】善いことも、悪いことも、一人に何かが起こると、家族全体に及ぼす影響があることを、意外と気が付かない、分かっていないのではないでしょうか?
【言及】● 原典「家族全体でさとる必要がある」と同じ筋(語「家族全体」が一致)。説法は、善いことも悪いことも家族へ及ぶと、善い方まで広げて言う。
【説法 2026/2/16「何故、魂磨きをするのか?」】大自然は言う、「病気になるには理由がある、それは大自然からの「知らせ(合図)」である。
【言及】● 原典の「個人の知らせ」「身体の内」(病気などの体調)と同じ筋。「知らせ」「合図」は原典の語。
【私の体験】
手がかりの問い: 今日の知らせは、身体の内か外か。家族の誰かにも、似た動きが出ていないか。
節064 知らせの変化と、同じ知らせが続く時
教本の対応: 第十五章「前知らせ ── あらかじめの合図」(教本は前知らせを分類の後に置く。ここでは種類の変化として並べる)
【原典】「小さな知らせは、やがてさらに大きな知らせへと変化する。」
── 『實踐哲学の学び(その2)』第二章「知らせの変化」
【原典】「「一度あることは二度、二度有ることは三度」と、初めの段階で合図を受け止め(さとる)対処しないと、同じ現象が起こったりする。」
── 『實踐哲学の学び(その2)』第二章「知らせの変化」
【原典】「似たような知らせ、同じ知らせが続く時は、前の知らせの意味を実行していない場合や知らせの意味が解け切れていない時がある。」
── 『實踐哲学の学び(その2)』第二章「同類の知らせ」
【原典】「世間で起こる重大な事故には、数度の知らせが掛かっている。」
── 『實踐哲学の学び(その2)』第一章「知らせは生活の中に」
【説法 2026/7/13「小さなことが、大きくなる!」】嫌なことが起こらないために、自分たちは前知らせをキャッチする。
【言及】● 「前知らせ」は原典の語(『實踐哲学の学び(その2)』の見出し)。「キャッチする」という言い方は、原典に見つからない。
【説法 2026/5/31「苦」があるから、心が磨がかれる」】「心」を変えないと、いつも同じ結果で同じことを繰り返す。
【言及】○ 原典「同類の知らせ ── 同じ知らせが続く時は、前の知らせの意味を実行していない」と近い。説法は、「心」を変えることを条件にする。
【説法 2026/9/25「あなたは、実践しますか?」】そうなのです、自分自身で「ここは自分の悪いころ、口に出しては(言っては)いけないところ」と、分かっていても、つい何かの拍子で同じことの繰り返しをしてしまうのではないでしょうか?
【言及】○ 同じく原典「同類の知らせ」に近い。分かっていてもつい繰り返す、という体験を、説法は自分の悪いところの例で述べる。
【私の体験】
手がかりの問い: 繰り返している出来事は何か。前の知らせの意味は、どこまで実行したか。
節065 知らせの分類 ── 注意喚起・予告・戒め、警告
教本の対応: 第十五章「知らせの分類 ── 注意・予告・戒め」・図31 二段目
【原典】「一の「注意喚起」は言うまでもなく、忘れていること、見落としていること、しなければならないことを思い出させる。」
── 『實踐哲学の学び(その2)』第二章「知らせの分類」
【原典】「二の「予告」は、事件、事故、天災、人災、争いなどをあらかじめ教えられ、準備し、回避、緩和するように仕向けられるために掛かる。」
── 『實踐哲学の学び(その2)』第二章「知らせの分類」
【原典】「三の「戒め、警告」は、これまでにした業(身、口、意)の応報としての戒め、心がけ、考え、行動の是正、修正がある。」
── 『實踐哲学の学び(その2)』第二章「知らせの分類」
【原典】「慾、疑い、妬み、憎しみ、怒り(貪、瞋、痴)あせり、注意散漫の是正、等。」
── 『實踐哲学の学び(その2)』第二章「知らせの分類」「心掛けでは」
【原典】「自己中心、自利中心、我欲、我知、誤解、誤認識、悪知識、理解不足、知識不足、過剰、知識偏向の是正等。」
── 『實踐哲学の学び(その2)』第二章「知らせの分類」「考えでは」
【原典】「危険回避のための静止、加速、健康保持のための飲食の制限、制止、悪習慣の是正、不正行為の修正等。」
── 『實踐哲学の学び(その2)』第二章「知らせの分類」「行動では」
【説法 2026/6/22教えるために、「戒」がある?】しかし振り返ればその時も、周囲からの「おかしいよ!」「やり過ぎでは?」等、何らかの警告や、事業が「上手くいかない」「邪魔が入る」等、何らかの制御作用があったはずである。
【言及】○ 原典の「注意喚起」(忘れていること、見落としていることを思い出させる)に近い。「制御作用」は原典の語(自然調節制御作用)。
【説法 2026/8/13「ベクトルは、常に自分に向ける?」】形而上学では、警告の意味、知らせを解くことが出来る。
【言及】● 「警告」は原典の語(「戒め、警告」)。同じ説法は災害の警告の文脈で、原典の「予告」(災害・人災をあらかじめ教え、準備させる)に近い(○)。
【私の体験】
手がかりの問い: 最近の知らせは、注意・予告・戒めのどれだったか。戒めなら、何の是正を求められていると思うか。
体験の書き方
体験の書き方(一件ごと): 日付/知らせ(出来事・評価を入れない)/範囲(個人の内・外/家族/社会)/意図(注意・予告・戒め)/同じ知らせの繰り返しか/是正したこと/その後。