章16

実践書

第十六章 知らせが掛かる原因

教本の対応: 教本『大自然の法則と人間の使命』第十六章「知らせが掛かる原因」(図32)

知らせは、理由なく掛かるのではない。原典は、その第一義を「大自然の法則に外れているから」と示し、外れ方を四つの場合に分ける。本章は、自分に掛かった知らせを、四つのどれかに照らして見直し、その体験を書き残すための章である。第十七章(知らせを解く方法)へつながる。

凡例: 【原典】=原文のまま・出典つき/【説法】=説法の日付と題つき/【言及】=説法と原典の関係(● 語が一致 ○ 内容が近い ◇ 説法のみの言い方 ◆ 使い方が違う)/【実践】=日々の気配りと実践(案)/【私の体験】=書き手が書く

節066 第一義 ── 大自然の法則に外れているから

教本の対応: 第十六章「どのような場合に知らせが掛かるか」

【原典】「第一義的には、大自然の法則に外れているからである。」

── 『實踐哲学の学び(その2)』第三章「知らせが掛かる原因」

【原典】「ただし、大自然の法則を知らず、正しい行為、考えと思っている場合もあるが、知らせは掛かる。」

── 『實踐哲学の学び(その2)』第三章「知らせが掛かる原因」

【説法 2026/1/12「信頼されるとは?」】と聞いた、体験したからと、無理やり、家族、周りにいる人たちを動かそうとすれば、逆に和合ずれを起こし、知らせは掛かり、「なんで、こんなことに?」「何が悪かったのか?」と、自分自身を追い込むことになり、結局、したことが法則から外れているのではないですか?

【言及】● 「法則から外れ」は原典の語(4件)。原典の第一義「法則に外れているから」と同じ筋。説法は、体験したことを理由に家族や周りを無理に動かそうとする行いを例にする。

【説法 2026/2/16「何故、魂磨きをするのか?」】他人を傷つけないために「病気」という知らせが掛かる。

【言及】◇ 「他人を傷つけないために病気という知らせが掛かる」は原典に見つからない。原典の『害心(他人を傷つける心)』は、逆供養の心の一つとして出る(『實踐哲学の学び(その3)』)。

【気を配る】掛かった知らせを、「運が悪い」で終えず、「法則から外れたところがないか」と一度問う。
【実践】知らせが掛かった日は、次の四つの場合(神佛・先祖・社会・個人)のどれに当たるかを、一行で書いておく。正しいと思ってしたことでも知らせは掛かる、と心に置く。

【私の体験】

手がかりの問い: 最近の知らせを一つ。自分は正しいと思ってしたことだったか。法則から外れたと思い当たる点はあるか。

日付:   出来事:

節067 神佛・先祖・社会 ── 恩に応えていない場合

教本の対応: 第十六章「一、神佛を粗末にしている場合/二、先祖を粗末にしている場合/三、社会での住位の考え方が違う場合」

【原典】「礼拝の拠所(神佛と先祖)が無いのは、家として、また一家の存在としての中心が無いのと同じ。守護は薄い。」

── 『實踐哲学の学び(その2)』第三章「知らせが掛かる原因」「神佛を尊崇しない場合」

【原典】「兄弟、姉妹、親族の仲が悪いなどは、先祖への忘恩行為である。」

── 『實踐哲学の学び(その2)』第三章「知らせが掛かる原因」「先祖を粗末にしている場合」

【原典】「墓は先祖の家、墓参りは先祖への感謝の表れ、墓守りは大自然の法則の基本である。」

── 『實踐哲学の学び(その2)』第三章「知らせが掛かる原因」「先祖を粗末にしている場合」

【原典】「先祖は日々認識し、恩に感謝して礼拝すべきである。」

── 『實踐哲学の学び(その2)』第三章「知らせが掛かる原因」「先祖を粗末にしている場合」

【原典】「会社組織は公共物、公器。収益を上げそれを社会に還元する。」

── 『實踐哲学の学び(その2)』第三章「知らせが掛かる原因」「社会での住位の考え方が違う場合」

【原典】「職は天職、仕事は天に遣える事。傍を楽にすること。」

── 『實踐哲学の学び(その2)』第三章「知らせが掛かる原因」「社会での住位の考え方が違う場合」

【説法 2026/9/17「善」とは?】それは家という存在、その先祖、父母、兄弟、姉妹へ恩がある事を知り感謝する事。

【言及】○ 原典は先祖を粗末にする場合を挙げ、「先祖は日々認識し、恩に感謝して礼拝すべき」と述べる。説法は、その裏返し(恩を知り感謝する)を善として言う。

【説法 2026/9/2「自己の住位」の意味とは?】私たちに与えられた(大自然から)自己の住位には、社会から見た位置、家庭内での位置、時代的、世界的にそれぞれいる位置から、責任(認識、使命、役割)を持って行動せねばならないのが、「生(命)」を頂いた定めでもある。

【言及】● 「住位」は原典の語(『實踐哲学の学び(その2)』に5件)。原典の見出し「社会での住位の考え方が違う場合」と重なる。説法は、住位を社会・家庭・時代・世界の四つの位置に広げて述べる。

【気を配る】家に礼拝の拠所があるか。親・兄弟・親族の仲。墓参り。自分の職・仕事を「傍を楽にする」ものとして見ているか。
【実践】朝夕に、家の礼拝の拠所へ手を合わせる。先祖・親・兄弟へ、恩を一つ思い出して感謝する。体調が優れない日は、無理に外へ出ず、家の中の住位(家族の一員)を果たす。

【私の体験】

手がかりの問い: 四つの場合のうち、自分が思い当たるのはどれか。恩を一つ思い出して感謝した時、何が変わったか。

日付:   出来事:

節068 個人の欠点 ── 短気・我欲・妬みで、周囲に迷惑をかける場合

教本の対応: 第十六章「四、個人の欠点が原因の場合」

【原典】「夫の立場、妻の立場、子の立場、兄弟の立場などを弁えていない。」

── 『實踐哲学の学び(その2)』第三章「知らせが掛かる原因」「個人の欠点が原因の場合」

【原典】「短気、貪欲、我欲、妬みなどで、周囲に迷惑をかける場合。」

── 『實踐哲学の学び(その2)』第三章「知らせが掛かる原因」「個人の欠点が原因の場合」

【原典】「犯罪等は形而下的に処理されるが、制裁が不十分な場合(心掛け等)形而上的に、神佛が処理される。」

── 『實踐哲学の学び(その2)』第三章「知らせが掛かる原因」「個人の欠点が原因の場合」

【原典】「憤怒心(怒る、短気、憤り、私憤、義憤、ぷんぷんする心)」

── 『實踐哲学の学び(その3)』「供養にならない心(逆供養)」

【原典】「憎悪心(嫌う、避ける、つっけんどんにする心)」

── 『實踐哲学の学び(その3)』「供養にならない心(逆供養)」

【原典】「不平心(不満、愚痴を言う、ぶつぶつ思う心)」

── 『實踐哲学の学び(その3)』「供養にならない心(逆供養)」

【説法 2026/6/30「もう一度、自分を見てみる?」】やはり、少し頭にきて怒ったり、悔いたり、暴言を言ったり(何で?)、またその気持ち(モヤモヤ)が取れなく、抑えられなく、物や他人に当たる、愚痴を言う等、短気が起こっていませんか?

【言及】● 「短気」は原典第三章「個人の欠点が原因の場合」の語。説法は、思い通りにならない時の短気を、自分で分析することへつなげる(第十七章 第二の作業の言及を参照)。

【説法 2026/5/2「学んでも、実践しなければ変らない!」】大自然は言う、「相手が気に入らなかった」そのことで自分が怒り(短気な性格・性質)で、さらに相手の心を傷つける、それが自分の直さなければならない、出ないようにしなければならない「業」ではないか?

【言及】○ 原典は短気などを「個人の欠点」として知らせの原因に置く。説法は、それを「業」と言い直し、直す・出ないようにする対象とする。

【説法 2026/4/29「『教え』は深く、終りはない」】(汚れ心:慾心、疑い心、不平、嫉妬、怒り、嫌う、憎む、怠け、早合点、奢る、慢心、軽慢、威張り、差別心、優越心…知らせが掛かる心)

【言及】○ 括弧の中の並び(慾心・疑い心・不平・嫉妬・怒り・嫌う・憎む・怠け・早合点・奢る・慢心・軽慢・威張り…)は、『實踐哲学の学び(その3)』「供養にならない心(逆供養)」の21の心とよく重なる。◇ 「汚れ心」「差別心」「優越心」は原典に0件(説法のみの語)。原典の列は「知らせが掛かる心」でなく「供養にならない心」の見出し。

【説法 2026/9/6「普通を知る?」】大自然は言う、まず「自分は欠点だらけである」ことを認め、形而下の人間関係、常識、当たり前から学び直すことが必要なのではないでしょうか?

【言及】◇ 「欠点だらけ」は原典に0件(説法のみの言い方)。○ 原典第三章が個人の欠点を原因の一つに置く筋と同じ向き。

【気を配る】立場を弁えているか。短気・つっけんどん・愚痴・不満(上の三つの心)が今日出たか。体調が優れない日は、特に出やすいと知っておく(教本 第十七章・説法 2026/6/26)。
【実践】今日出た心を、上の三つ(憤怒・憎悪・不平)のどれかに当てて、一行で書く。制裁が不十分な心の欠点は神佛が処理される、と知って、自分で先に直す。

【私の体験】

手がかりの問い: 今日、つっけんどん・短気・愚痴が出た場面は何か。三つの心のどれに当たるか。その後、自分で直せたか。

日付:   出来事:

節069 知らせを無くすには ── 解く・実行する・善根を積む

教本の対応: 第十六章「知らせを無くすには」・図32

【原典】「知らせが全く無くなることはないが、今掛かった知らせが解消するのは、一、知らせを解きさとる。二、知らせの意味を実行する。三、善根の累積。」

── 『實踐哲学の学び(その2)』第三章「知らせが掛かる原因」「知らせを無くすには」

【原典】「知らせに気付き、行動を変えたから、知らせがなくなったのである。」

── 『實踐哲学の学び(その2)』「苦は知らせ」(登校拒否の子供の事例の結び)

【説法 2026/8/29「諦めたら、変われない!」】そして、気付かせて頂き、預かって頂けるのであるが、それには自分が欠点、短所を「直したい」「楽しく生きて行きたい」という気持ちを強く持つことが出来るかどうかに掛かっている。

【言及】○ 原典の「知らせの意味を実行する」に近い。強く「直したい」と持つことを条件にする言い方は、原典に見つからない。

【説法 2026/1/5「あなたは、変わらなくても大丈夫ですか?」】その反省する気持ちがあるから、次に「大自然」に頼り、「どこが悪いか?」「どうすべきか?」と、「ご神示」でお聞きして、現状を打開し、善(善根、善業)をなして、人間改造していくのではないか?

【言及】● 「善根」は原典の語(32件)・原典の道の三つめ「善根の累積」。◇ 「人間改造」は原典に0件(説法のみの言い方)。

【気を配る】解いて(さとって)終わりになっていないか。行動を変えたか。善根を積んだか。
【実践】掛かった知らせについて、①解きさとる ②意味を実行する ③善根を一つ積む、を週に一度見直す。知らせが無くなる日を待たず、行動を変えた日を記録する。

【私の体験】

手がかりの問い: 一つの知らせについて、解いた内容・実行したこと・積んだ善根を書く。知らせはその後どうなったか。

日付:   出来事:

体験の書き方

体験の書き方(一件ごと): 日付/知らせ(出来事・評価を入れない)/四つの場合のどれに当たるか/解いた内容/実行したこと/積んだ善根/その後。

この章をLINEで送る章の一覧へ