実践書
第三十三章 信者たちの証言
教本の対応: 教本『大自然の法則と人間の使命』第三十三章「信者たちの証言」(図64)
証言は、当来佛に身近に接した人々の実体験の記録である。本章は、証言の原文(三つ)と、証言の位置づけ(「在」「力」の基礎部分)を、原典と説法で確かめ、先人の体験を読む姿勢から、自分の体験を書く姿勢へ移るための章である。教本は証言を要約整形しているので、ここでは『証言録』の原文を引く。第三十四章(体験から学ぶ法則)へつながる。
節131 証言1「十人救え」 ── 救えなかったと思う時、救われているのは自分
教本の対応: 第三十三章 証言1「十人救え」(松田寿昭・萩市佐々並)
【原典】「よく、「医者は、わしが使っている」と言われましたが、本当にその通りで、やはり、それには為すべき事をしなければ神佛は能かれないのだなと思い悟りました。」
── 『証言録』「1.十人救え」(松田寿昭)
【原典】「今日で十人にお話を致しましたが、誰も救わせて頂けません」
── 『証言録』「1.十人救え」
【原典】「イヤ、一人救われているのだ」
── 『証言録』「1.十人救え」(御遷主様)
【原典】「そこにおるあんただ!」
── 『証言録』「1.十人救え」(御遷主様)
【原典】「「他人を救え」ということは、自らが「救われ」ること」
── 『絵姿改訂版』「救え」(当来佛)
【説法 2026/1/16「心の傷には、心のぬくもりが必要?」】困った時、悩んでいる時など、人の心が人の心を励まし、人の心が人の心を救うから、救われるのではないですか?
【言及】○ 証言「一人救われている、そこにおるあんただ」と、原典『絵姿改訂版』「他人を救えということは、自らが救われること」に近い。説法は、人の心が人の心を励まし救うから救われる、と言う。
【私の体験】
手がかりの問い: 誰かの役に立とうとして、うまくいかなかったと思った経験は何か。そこで自分が気付かされたことは何か。
節132 証言2「田を飲む」 ── 先祖を粗末にしている・神様を馬鹿にしている
教本の対応: 第三十三章 証言2「田を飲む」(深野澄子・山口市)
【原典】「あんたの所は、神様を馬鹿にしている。先祖も粗末になっている。その証拠にお墓に行って見るがよい。五輪塔の墓がばらばらになっており、四つの墓が傾いているぞ」
── 『証言録』「2.田を飲む」(御遷主様)
【原典】「家祓いをして祠やお札を整理して頂き、「神様を馬鹿にしている」と言われた意味も良く分かるようになりました。」
── 『証言録』「2.田を飲む」(深野澄子)
【私の体験】
手がかりの問い: 先祖・墓・家の礼拝の拠所について、気付いたこと、行ったことは何か。
節133 証言3「拝めば助かる」 ── 神様は悪い者や不法者には味方をされない
教本の対応: 第三十三章 証言3「拝めば助かる」(刀祢沍・萩市大島)
【原典】「わしに、盗人の守りをせいと言うのか、そんな事が出来るか、真っ先につかまるぞ!」
── 『証言録』「拝めば助かる」(御遷主様)
【原典】「私は、神様は決して悪い者や不法者には味方をされない事を悟りました。」
── 『証言録』「拝めば助かる」(刀祢沍)
【私の体験】
手がかりの問い: 「拝んだから大丈夫」と自分に言い聞かせて、通そうとしたことはあるか。その結果はどうだったか。
節134 証言の位置づけ ── 「在」「力」の基礎部分。今は「学問だ。さとれ」
教本の対応: 第三十三章「証言の位置づけ」・図64 下
【原典】「証言の記録は、初歩的苦集滅道のための、特に「在」「力」の基礎部分ということが出来る。」
── 『証言録』「在、力、法、教」
【原典】「多くの体験は「苦」からの脱出が主体で、学問の領域には至ってはいない。」
── 『証言録』「在、力、法、教」
【原典】「病気を治そうと思って信仰しては、絶対に治らない」
── 『証言録』「在、力、法、教」(今の説法・当来佛)
【原典】「学問だ。さとれ」
── 『証言録』「在、力、法、教」
【原典】「主人は、アンタのさとりで動く」
── 『証言録』「在、力、法、教」
【説法 2026/2/16「何故、魂磨きをするのか?」】例えば、「病気を治したい」と思うならば、最初に「何が何でもこの病気を治したい、治す」という、意志を強く持ち、大自然の力・智慧にお伺いしながら形而上下の原因を知り、生き方、考えを変えて、それを実践して行かなくてはならないのではないか?
【言及】◆ 原典『証言録』は「病気を治そうと思って信仰しては、絶対に治らない」と述べる。説法は、「『病気を治したい』と思うならば、最初に『何が何でもこの病気を治したい、治す』という意志を強く持ち」…実践する、と言う。向きが違う(◆)。両方を並べる。
【私の体験】
手がかりの問い: 自分は、何を治したい・解決したいと思って学び始めたか。今は、どう変わったか。
体験の書き方
体験の書き方(一件ごと): 日付/先人の証言のうち、自分に重なるもの/自分の場合の出来事/為すべき事(形而下)を先にしたか/その後。